07/23/2008 dokusho note 4 アフタースクール 行川 渉
本日は時間の都合上、早速本題に入っちゃいます。
ひょんな思いつきで始めたこの企画もすでに第4弾!!3日坊主なわたしにしてはすでに「自分のことを褒めてあげたい」心境です、ハイ。
本日ご紹介するのはこちらの作品。

アフタースクール 行川 渉 (角川文庫)
5月に公開された映画「アフタースクール」のノベライズ作品です。
簡単な内容を簡単に紹介(あ、「簡単」って2回言った!)
出身中学校で教師をしている神野の元に中学の同級生の島崎が訪ねてきた。島崎の現在の職業は探偵。そして彼は同じく同級生である木村を捜している。聞けば、木村は会社を「高熱」で欠勤し、会社の隣のホテルで若い女と逢引していたという。
木村と神野は中学の頃からの親友で、ちょうどこの朝、神野は産気づいた木村の妻(彼女も中学の同級生)を病院に連れて行ったところである。
ひょんなことから島崎の木村さがしを手伝うことになった神野。人の裏側ばかり見てきた探偵は人を疑うことを知らない神野にいらいらする。果たして神野の知っている「一流企業に勤める真面目でやさしい木村」の本当の姿とは?大どんでん返しの結末に、少なくとも2回は「あっ」と言わされるはず。
映画を観ての感想は「よしっ、もう一度観よう!」だった。同じように思った人は多いんじゃないだろうか。最後まで見て初めて、最初からの「小細工」にすべてのつながりを見出すことができる作品だ。この作品をノベライズ化するにあたって、相当の苦労が必要だろうと思っていたら、行川渉はいとも簡単にやってのけてしまった。彼(彼女かもしれない?!)のとった方法は「一人称多視点」だった。登場人物4人の視点で語られながら進んでいく物語。その細部にまでとても細かな仕掛けがされていて、驚かされる。映画を観たひとにこそ読んでもらいたい、そんな作品だ。
お薦め度:★★★★★(この作品が好きなひととは無条件に友だちになれる気がする)
(どーでもいいこぼれ話)
この作品の主要キャストは大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子とわたしの好きな俳優ばかり。その点でもわたしにとってとっても素敵な作品☆(ほんとはキャストにひかれて映画館に行った)。DVDが発売されたらゼヒゼヒ購入しよう。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。
07/21/2008 dokusho note3 フェイク 楡周平
調子に乗って本日もdokusho note。本日の作品はこちら↓

「フェイク」 楡周平 (角川文庫)
楡周平の作品を読むのはこれが初めて。いくつか書評をネットで検索したところ、この「フェイク」は他の楡周平作品とはタッチが少し違うらしい。うーん、他の作品はどういうのだろう?気になる。
(内容の紹介)
主人公の陽一は三流大学の出身。やっとのことで見つけた就職先は銀座の一流クラブ。高級クラブといえどもボーイの陽一の月給はわずか15万。ライバル店から移籍してきたママの摩耶は、陽一と同年代ながら年収は1憶ともそれ以上とも言われている。夜の世界に闇の世界。拝金主義の輩がうようよ。陽一は夜の世界で生きていくことができるのか。
真実は虚構かはわからないけれど、夜の世界で行き来するお金の額は相当なもののよう。ワーキングプアが叫ばれて久しいこのご時世、お金はあるところにはあるようです。ドキドキハラハラのスリルが好きなひとにはお薦めの作品。これぞまさしくコンゲーム。
お薦め度:★★★(闇の世界の話はそれほど得意ではないみたい、わたし)。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。



「フェイク」 楡周平 (角川文庫)
楡周平の作品を読むのはこれが初めて。いくつか書評をネットで検索したところ、この「フェイク」は他の楡周平作品とはタッチが少し違うらしい。うーん、他の作品はどういうのだろう?気になる。
(内容の紹介)
主人公の陽一は三流大学の出身。やっとのことで見つけた就職先は銀座の一流クラブ。高級クラブといえどもボーイの陽一の月給はわずか15万。ライバル店から移籍してきたママの摩耶は、陽一と同年代ながら年収は1憶ともそれ以上とも言われている。夜の世界に闇の世界。拝金主義の輩がうようよ。陽一は夜の世界で生きていくことができるのか。
真実は虚構かはわからないけれど、夜の世界で行き来するお金の額は相当なもののよう。ワーキングプアが叫ばれて久しいこのご時世、お金はあるところにはあるようです。ドキドキハラハラのスリルが好きなひとにはお薦めの作品。これぞまさしくコンゲーム。
お薦め度:★★★(闇の世界の話はそれほど得意ではないみたい、わたし)。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。
07/20/2008 dokusho note2 シーセッド・ヒーセッド 柴田よしき
このところ、読書づいている。うだるような暑さのせいでどこかに出かける気にならないからかな、たぶん。あと、週に二回ほどだけれど、長時間電車に乗る必要があるからかもしれない。
小さなころから読書は大好き。本の世界に現実逃避している感覚が楽しい。もちろん使用したことはないけれど、麻薬みたいなものなのかな。読むときと読まないときの落差が激しいのもわたしの特徴。読まないときは何か月も活字を読まなくても全く平気。本や雑誌はおろか、新聞さえ読まない。
今はちょうど「読むとき」。一冊本が終われば、また一冊。興味をもった本を手当たりしだい。ジャンルは問わない。
まさしく「寸暇をおしんで読む」状態。チェーンリーダー(reader)。睡魔に襲われながらも眠さで気持ちが悪くなりながらも読む。小説に限らず、雑誌、そして新聞も。新聞なんて、隅から隅まで目を通す。株価欄にいたるまで、。もちろん、株なんてひとつももっていない。軽い活字中毒ですね。
閑話休題。(意味のわからないちびっこは広辞苑でひいてみよう)
今日のdokusho noteはこちら。

シーセッド・ヒーセッド(She said, he said)」 柴田よしき 講談社文庫
柴田よしきのデビュー作は「RIKO-女神の永遠-」という女性刑事村上緑子を主人公にした小説。わたしがこの作家を知ったのももちろん、この作品。どちらかというとハードボイルドというジャンルになるのかな。村上緑子を主人公にしたシリーズは何作はあるのだけれど、わたしはずっと柴田よしきを男性だと思っていた。しかし本当は女性。しかも確か母。文体がまったくもってハードボイルドそのものなので、てっきり男性だとずっと思いこんでいた。女性だと知ったときの衝撃といったら・・・
で、今回の本なのだけれど…主人公は新宿二丁目で無認可保育園の園長にして探偵のハナちゃん。ハナちゃんの元に回される探偵の依頼はいつも一癖どころか二癖も三癖もある。しかも新宿を牛耳るヤクザのナンバー2なんかも主要人物に登場しちゃってさぁ大変。ただの探偵小説ではなく、人情や最近の社会問題にも迫り、なかなか考えさせられる内容。でも、正義は最後にはなんとか首の皮一枚で生き延びるのでご安心を。
個人的オススメ度:★★★(シリーズ第3弾でちょっと間延びしてる感が否めなかった)
もし興味をもたれたら、シリーズ第一弾のフォー・ディア ライフから読まれることをお勧めします。
ちなみに柴田よしきに興味を持った方には、次の作品がお勧めです。(すべて★★★★★)
「RIKO-女神の永遠-」
「桜さがし」
「ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場 」
ちなみに、上の3作品はどれも、まるで別人が書いたかのように受ける印象が違う。そこがまた柴田よしきという作家の魅力だとわたしは思う。彼女の称える表現によく「物語の確かさとキャラクターの魅力」があげられる。ぜひ、いろんなシリーズを読んでもらいたい作家だ。興味をもったらぜひまず一冊。(わたしは柴田よしきとはまったくもって関係ありませんので悪しからず)
<おまけ>
というよりほんとは
<つぶやき>
今日、街を歩いていたら、好きだったひとを見かけた。しかも梅田のど真ん中で。ふと顔をあげたらほんの数歩先にいた。あの頃はどんな場所でだって偶然みかけることなんてなかったのに、今さらこんな偶然あるんだなーとなんだかよくわからない気持ちになった。そしてもちろんお決まりのように彼女と一緒。昔のことなのに、なんだかちょっとせつない。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。


小さなころから読書は大好き。本の世界に現実逃避している感覚が楽しい。もちろん使用したことはないけれど、麻薬みたいなものなのかな。読むときと読まないときの落差が激しいのもわたしの特徴。読まないときは何か月も活字を読まなくても全く平気。本や雑誌はおろか、新聞さえ読まない。
今はちょうど「読むとき」。一冊本が終われば、また一冊。興味をもった本を手当たりしだい。ジャンルは問わない。
まさしく「寸暇をおしんで読む」状態。チェーンリーダー(reader)。睡魔に襲われながらも眠さで気持ちが悪くなりながらも読む。小説に限らず、雑誌、そして新聞も。新聞なんて、隅から隅まで目を通す。株価欄にいたるまで、。もちろん、株なんてひとつももっていない。軽い活字中毒ですね。
閑話休題。(意味のわからないちびっこは広辞苑でひいてみよう)
今日のdokusho noteはこちら。

シーセッド・ヒーセッド(She said, he said)」 柴田よしき 講談社文庫
柴田よしきのデビュー作は「RIKO-女神の永遠-」という女性刑事村上緑子を主人公にした小説。わたしがこの作家を知ったのももちろん、この作品。どちらかというとハードボイルドというジャンルになるのかな。村上緑子を主人公にしたシリーズは何作はあるのだけれど、わたしはずっと柴田よしきを男性だと思っていた。しかし本当は女性。しかも確か母。文体がまったくもってハードボイルドそのものなので、てっきり男性だとずっと思いこんでいた。女性だと知ったときの衝撃といったら・・・
で、今回の本なのだけれど…主人公は新宿二丁目で無認可保育園の園長にして探偵のハナちゃん。ハナちゃんの元に回される探偵の依頼はいつも一癖どころか二癖も三癖もある。しかも新宿を牛耳るヤクザのナンバー2なんかも主要人物に登場しちゃってさぁ大変。ただの探偵小説ではなく、人情や最近の社会問題にも迫り、なかなか考えさせられる内容。でも、正義は最後にはなんとか首の皮一枚で生き延びるのでご安心を。
個人的オススメ度:★★★(シリーズ第3弾でちょっと間延びしてる感が否めなかった)
もし興味をもたれたら、シリーズ第一弾のフォー・ディア ライフから読まれることをお勧めします。
ちなみに柴田よしきに興味を持った方には、次の作品がお勧めです。(すべて★★★★★)
「RIKO-女神の永遠-」
「桜さがし」
「ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場 」
ちなみに、上の3作品はどれも、まるで別人が書いたかのように受ける印象が違う。そこがまた柴田よしきという作家の魅力だとわたしは思う。彼女の称える表現によく「物語の確かさとキャラクターの魅力」があげられる。ぜひ、いろんなシリーズを読んでもらいたい作家だ。興味をもったらぜひまず一冊。(わたしは柴田よしきとはまったくもって関係ありませんので悪しからず)
<おまけ>
というよりほんとは
<つぶやき>
今日、街を歩いていたら、好きだったひとを見かけた。しかも梅田のど真ん中で。ふと顔をあげたらほんの数歩先にいた。あの頃はどんな場所でだって偶然みかけることなんてなかったのに、今さらこんな偶然あるんだなーとなんだかよくわからない気持ちになった。そしてもちろんお決まりのように彼女と一緒。昔のことなのに、なんだかちょっとせつない。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。
07/17/2008 dokusho note1 悪夢のエレベーター 木下 半太
なんでもかんでも思いついたままに書き綴ってる感満々このブログ。方向性とかそんなもの考える余裕もなく、ましてやそんな器量はもちろん、やる気さえ茄子ナス(これはちょっと問題ありか?)。
たまーに過去の記事を読み返してみると、文章の体系に統一感がなく、「あーあーその日の気分で文章を書きなぐってるんだろうなー」感がバリバリしちゃって、それはそれはもう、サラシをまいても隠すに隠せないくらいの適当加減。ま、プロではないし、趣味で書き連ねてるだけなので、それはそれでオーライということで。。。
いきないですが、新企画の発表です。といってもそれほどすごいことでもなく、読んだ本の感想なんかを読書ノート風に記録していこうかなーっと1mmくらい本気で(「本気」と書いて「マジ」と読む)思っちゃったので、早速始めることに。思い立ったら(簡単なことは)即行動と三日坊主も信条のわたし(信条は他にもたくさんある)。ほら、他にも「思い立ったが吉日」とかいうのもあるじゃないですか、アレですよ、アレ。
というわけで第一回目(ホントは本の紹介記事はすでに登場したことがあるけれど)はコチラ↓。

悪夢のエレベーター 木下 半太(幻冬舎文庫)
書店で店頭に平積みされていて、人気売上ランキングなんかにも随分長いこと入っていて、気にはなってはいたのだけれど、しばらく読書から遠ざかっていたのだけれど、思い切って買ってみた。
で、どうだったかというと・・・
1時間くらいで読んじゃった。地下鉄で降りる駅を思わず乗り越しそうになるくらい集中しちゃった。
感想:面白かった。
と、まぁ、小学一年生並の感想論述力なのですが…面白かったっす。第一章はねー、正直、つまんなかったんですよ。「もーなんかめんどくせー」みたいな感じで惰性でページをめくるみたいなね。でも、第一章の終りあたりから一気にスピード感がアップして、そこからもうノンストップ。いやー一気読みですよ。
解説を読んで、なんとなく合点がいった。作者の木下半太は「チームKGB」という劇団の主宰で俳優・劇作家という素姓の持主。確かに、お芝居の構成ぽいっと言われればそう感じられなくもない(なんっちゅー遠まわしな表現)。
で、肝心の内容というと…本の表紙に短く書かれた文章風に書くとこんな感じ↓。
妻からの「陣痛が始まった」という電話を受け、泥酔した浮気相手の部屋を急いで後にした男。しかし乗り込んだエレベータは緊急停止。停止した衝撃で陥った失神から目を覚ますと、空き巣にオタク、自殺願望の若い女と共に四角い箱(エレベーター)の中に閉じ込められているという信じがたい状況。しかもその三人には今まで誰にも言えなかった恐ろしい秘密があった。絶体絶命の男。しかし本当のオハナシはまた別のところで進んでいく。
というわけで、わたしのお薦め度は★★★★(星4つ)。
本では第三章までしか載ってないけれど、四章はコチラのサイトで見られます。しかーし、ちゃんと本を読んでからでないと面白さも半減!の・・・はず・・・(まだサイトをチェックしてないので確かなことは不明)。
いやぁ〜、読書って本当(ほんっとう)にいいもんですねー(水野晴朗風に)。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。


たまーに過去の記事を読み返してみると、文章の体系に統一感がなく、「あーあーその日の気分で文章を書きなぐってるんだろうなー」感がバリバリしちゃって、それはそれはもう、サラシをまいても隠すに隠せないくらいの適当加減。ま、プロではないし、趣味で書き連ねてるだけなので、それはそれでオーライということで。。。
いきないですが、新企画の発表です。といってもそれほどすごいことでもなく、読んだ本の感想なんかを読書ノート風に記録していこうかなーっと1mmくらい本気で(「本気」と書いて「マジ」と読む)思っちゃったので、早速始めることに。思い立ったら
というわけで第一回目

悪夢のエレベーター 木下 半太(幻冬舎文庫)
書店で店頭に平積みされていて、人気売上ランキングなんかにも随分長いこと入っていて、気にはなってはいたのだけれど、しばらく読書から遠ざかっていたのだけれど、思い切って買ってみた。
で、どうだったかというと・・・
1時間くらいで読んじゃった。地下鉄で降りる駅を思わず乗り越しそうになるくらい集中しちゃった。
感想:面白かった。
と、まぁ、小学一年生並の感想論述力なのですが…面白かったっす。第一章はねー、正直、つまんなかったんですよ。「もーなんかめんどくせー」みたいな感じで惰性でページをめくるみたいなね。でも、第一章の終りあたりから一気にスピード感がアップして、そこからもうノンストップ。いやー一気読みですよ。
解説を読んで、なんとなく合点がいった。作者の木下半太は「チームKGB」という劇団の主宰で俳優・劇作家という素姓の持主。確かに、お芝居の構成ぽいっと言われればそう感じられなくもない(なんっちゅー遠まわしな表現)。
で、肝心の内容というと…本の表紙に短く書かれた文章風に書くとこんな感じ↓。
妻からの「陣痛が始まった」という電話を受け、泥酔した浮気相手の部屋を急いで後にした男。しかし乗り込んだエレベータは緊急停止。停止した衝撃で陥った失神から目を覚ますと、空き巣にオタク、自殺願望の若い女と共に四角い箱(エレベーター)の中に閉じ込められているという信じがたい状況。しかもその三人には今まで誰にも言えなかった恐ろしい秘密があった。絶体絶命の男。しかし本当のオハナシはまた別のところで進んでいく。
というわけで、わたしのお薦め度は★★★★(星4つ)。
本では第三章までしか載ってないけれど、四章はコチラのサイトで見られます。しかーし、ちゃんと本を読んでからでないと面白さも半減!の・・・はず・・・(まだサイトをチェックしてないので確かなことは不明)。
いやぁ〜、読書って本当(ほんっとう)にいいもんですねー(水野晴朗風に)。
訪問記念にワンクリック↓ 励みになります。
10/14/2007 music and lyrics
先週に続いて今週もDVDを観た。

「music and lyrics]
邦題:「ラブソングができるまで」
80年代に一世を風靡したポップスターの栄冠も今や過去の産物となり、同窓会や遊園地などで”過去”の歌を歌って場を盛り上げるのが仕事の主人公アレックス。そのアレックスに、彼のファンで若者からの絶大な支持を誇る歌姫コーラが楽曲提供を依頼が舞い込む。これは千載一遇のチャンス!過去の異物から脱却するのは今しかない!!だけど問題が・・・アレックスはもう何年も作曲をしていないうえ、作詞が苦手。
しかし、たまたま植木の水やりに来ていたソフィーが口ずさんだ詩を耳にし、アレックスは彼女の才能を見出す。拒絶するソフィーを説き伏せ、ソフィーが歌詞を、アレックスが曲を担当し、一曲の歌が完成する。

アレックスもソフィーも過去にしばられて生きている。それぞれの生活に、自分と同じ人が登場したことで、過去と決別し、未来へと動き出すきっかけが生まれた。これまでにもきっと、そんなきっかけはたくさんあったはず。それをわかっていて、見過ごしてきたふたり。だけど、今回はひとりじゃない。
予想通りの展開がもたらしてくれるものは、決して退屈さだけではなく、安心感と幸せな気持ち。過去を引きずっていたり、わかっているのに何かと言い訳を作ってチャンスを逃してしまう人にパワーをくれる映画。それに、ふたりのやりとりがとってもユーモラスでおもしろい。一見の価値絶対あり!!

「music and lyrics]
邦題:「ラブソングができるまで」
80年代に一世を風靡したポップスターの栄冠も今や過去の産物となり、同窓会や遊園地などで”過去”の歌を歌って場を盛り上げるのが仕事の主人公アレックス。そのアレックスに、彼のファンで若者からの絶大な支持を誇る歌姫コーラが楽曲提供を依頼が舞い込む。これは千載一遇のチャンス!過去の異物から脱却するのは今しかない!!だけど問題が・・・アレックスはもう何年も作曲をしていないうえ、作詞が苦手。
しかし、たまたま植木の水やりに来ていたソフィーが口ずさんだ詩を耳にし、アレックスは彼女の才能を見出す。拒絶するソフィーを説き伏せ、ソフィーが歌詞を、アレックスが曲を担当し、一曲の歌が完成する。

アレックスもソフィーも過去にしばられて生きている。それぞれの生活に、自分と同じ人が登場したことで、過去と決別し、未来へと動き出すきっかけが生まれた。これまでにもきっと、そんなきっかけはたくさんあったはず。それをわかっていて、見過ごしてきたふたり。だけど、今回はひとりじゃない。
予想通りの展開がもたらしてくれるものは、決して退屈さだけではなく、安心感と幸せな気持ち。過去を引きずっていたり、わかっているのに何かと言い訳を作ってチャンスを逃してしまう人にパワーをくれる映画。それに、ふたりのやりとりがとってもユーモラスでおもしろい。一見の価値絶対あり!!